タイムスへの投稿『政治倫理抵触疑われないか』(1)
土曜日の桐生タイムスに以下のような市民投稿がありました。
『政治倫理抵触疑われないか』
7日付桐生タイムスに議員政治倫理条例案見送りとの報道があった。その中である会派から「自分たちの首を絞めるのではないかなどの意見があり、まとまらなかった」とあった。その会派の様子をありのまま報告したのであろうが、市民からすればとんでもないことだ。
市民のために公平、公正たるべき議員が、政治倫理にふれることをやっていると疑われかねない発言ではなかろうか。早急に事実を明らかにしてもらいたいものだ。
(桐生市、男性56歳)
というのがありました。リクエストにお答えして一部ですが、事実を報告します。
その前にまず、「政治倫理」とは何でしょう。
「地方自治・地方分権調査特別委員会(寺口正宣委員長)でたたき台としている案によると、「桐生市議会議員が市民から市政に関する厳粛な信託を受けた市民全体の代表者であることを自覚し、その信頼にこたえるため、議員が守るべき事項を定め、公正明朗な議員活動に取り組むことを目的とします。」とこれを目的としています。素晴らしい目的ですね。
そして次ぎに掲げる倫理基準を遵守しなければならないと九つの基準を明記しています。
例えば、
(1)市民全体の奉仕者として、名誉と品位を損なうような一切の行為を慎み、その職務に関して不正の疑惑をもたれる恐れのある行為をしてはなりません。
・・・とあります。そうですよね。その通りです。
とすると、視察に行き、しかしタクシーを待たせ視察を途中で退席してどこかへ行ってしまった議員がいます。幾井俊雄議長と福島賢一議員です。視察は公費使用の公務ですから、幾井俊雄議長と福島賢一議員はこの時点で政治倫理に反するでしょう。また、この町への視察受け入れ条件は「まちの宿泊施設の利用」がありました。が、彼らはこのまちに宿泊していません。つまり、視察受け入れ条件を満たさなかった、約束違反をしています。これも、視察を受け入れてくれたこのまちに対する裏切り行為で、政治倫理に反するものではないでしょうか。
また、名誉と品位を損なうような一切の行為を慎まなくてはならないとなると、視察先で夜の2次会や3次回の席でも、卑猥なダンスを踊ったりすることも条例違反になるのでしょうか。
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