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2011年5月29日 (日)

南相馬:避難民の声

「テレビなんかでエライ政治家が福島の新潟よりの野菜食って、安全だなんて言ってるけど、オレの畑でとれた野菜なんか、絶対に食わねえよ!食えるモンなら食ってみろってんだ」「行政の指定区域外だっていうことで、バスで通学させてもらえない。だから自分で送っているんだけど、ガソリン代も値上がりしていて大変なんです」「洋服などの支援物資もいただいたけれど、サイズが合わなくて結局購入している。」「政府なんて適当に線引いて、20km圏だから入れませんとか言って、仕事しねえしな。あっちはほとんど手つかずのままさ。(ご遺体の捜索もままならないよう)」「シーベルトだかなんだか言っても、結局本当に安全かどうかなんかわかんねえ。基準なんてころころ変わってるじゃねえか!」「このまま何ヶ月もたっていって、うやむやにされるんじゃないか。それで政府も東電も保証をうやむやにするつもりなんじゃねえか」「東北だって、仙台とか復興が進んでいるけど、こっちは置き去りさ。見捨てられているようだよ」「でもさ、こんなこと言ったってもう、だめさ」「ダメだなんてあきらめちゃダメだよ」そんな話を聞かせていただいた。

そして、Sさんが言った。
Sさん:こんな避難所いつまでいるかわかんねえけど、1年が限度だね。早く帰りてえよ。
庭山:大変申し訳ない言い方かもしれませんが、帰れるとお思いですか?
Sさん:できればな。
庭山:本当に申し訳ありませんが、外から見ていて、ここにいること自体大変危険と思います。避難といっても、1年、2年で帰れるようになるとは思えません。
・・・(脳裏に、昨日の津波の痕が浮かんだ。結婚して、家を建て、畑で野菜を作って家族で食べ、季節の花を楽しもうと庭に花を植えてきた。子どもが生まれてかわいくておもちゃを買った。孫にねだられてマク○ナルドへいって、おまけ付きのメニューを選んだりしたのだろう・・・。そういう思い出が、めちゃくちゃになった車やボートが散乱する土砂と瓦礫の中にまじっていた。・・・不覚にも、言葉に詰まってしまった。)
Sさん:そうかもしれんな・・・
庭山:もし、政府などが移住を勧めたら、移住しますか?
Sさん:きちんとデータを出してもらえればな。
Tさん:おれは、うちに帰れるとは思ってねえよ!あんな放射能汚染されたところは、全部東電に買ってもらって、六ヶ所村みてえに核廃棄物でもなんでも埋めりゃあいいさ!それでちゃんと保証してもらうんさ!
Yさん:そうね。その方が良いわね。

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