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2012年6月17日 (日)

納得できないので宮古市山本市長へ再質問

2012.6.17

再質問状

岩手県宮古市長 山本正徳様

 貴殿から612日付けのご回答を頂戴いたしました。お忙しいところ、まことにありがとうございます。

 しかしながら、ご回答の内容は環境省答弁とほとんど同じで、ひどく落胆させられました。と同時に、さらに大きな疑問が沸いて参りました。そこで、これまでの質疑をふまえて、再質問いたします。質問には通しナンバーを振りました。今回は、どうぞ御市のお立場でお答えいただくようお願いいたします。

(1)         広域処理の必要性・緊急性について

「がれき処理が一日でも早く終わるよう、岩手県が策定した災害廃棄物処理の詳細計画等に基づき、仮設焼却炉による処理を含め県内での再利用、処理をできる限り行ったうえで、なお、県内での処理が困難と整理されたものを対象として広域処理をお願いしております。大量のがれきの存在自体が復興事業の妨げにもなっております。一日でも早く、仮置き場に置かれたがれきを撤去・処理するためにも、全国の自治体のみなさまに広域処理へのご協力をお願いしているところです。」

 私は宮古市に質問したのですが、なぜ必要性・緊急性に答えるのに、岩手県の災害廃棄物処理の詳細計画等を、あげておいでなのでしょうか?県の出す数値は積み上げであり、元データは必ず御市にあるはずですが。この詳細計画、また「等」に表されるその他の計画についてご教示くださるとともに、宮古市との関係をお示しください。

 なお、「県内処理が困難と整理されたもの」とは何で、それはどこに送り出されているのでしょうか?

 また、この間、がれきを取り巻く環境が大きく変わり、環境省は5月、がれき総量を40%も下方修正し、多くの被災地でがれきを復興に再利用したいという声があがっていると報道されています。宮古市はこれらの変化を、がれき広域処理にどう反映されるおつもりでしょうか?全く変化はないとのお考えなら、それはどうしてか、説明していただきたいと思います。

 

(2)         選定理由について

「国からの広域処理への協力要請に桐生市が応えていただいたことから、災害廃棄物の処理に関して宮古市が事務を委託している岩手県と、群馬県及び桐生市との間で受け入れ方法などを協議したうえで、宮古市の災害廃棄物を受け入れていただけることとなったものです」。

 「国からの広域処理への協力要請に桐生市が応えていただいた」とのことですが、国が直接、桐生市に要請したとは初耳です。制度上もありえないことだと考えていますが、このことを示す文書をご提示いただきたい。

 宮古市、岩手県、群馬県、桐生市との間で協議がくり返されたようですが、この間の記録をご開示いただけるでしょうか。その際、必要があれば、現地に参ります。

 上記の協議後、「宮古市のがれきを受け入れていただけることになった」のは、何時のことで、どのような文書でそれが確定したのでしょうか?ちなみに、桐生市民はこの(2)のいきさつを何ひとつ知らされておらず、当然、合意を与えたこともないので、貴市のがれき送り出しは桐生市の住民自治を侵犯する行為であることを申し添えておきます。

(3)         広域処理の根拠について

「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法」(平成23年8月18日法律第99号)に基づいているものです。

 この質問に関しては、「(がれき広域処理が)適法であるとお考えなら、具体的に法令条文を示してお答えいただきたい」と要求いたしましたが、これにはお答えがありません。一方、ご回答の平成23818日法律第99号は、放射能に汚染されたがれきを焼却することの根拠にはならず、当然、地方公共団体の域外で処理する根拠にもなりません。また、環境省は今年130日、神奈川県庁で「がれき広域処理には根拠法はない」と明確に答えたという事実があり、従って、貴市が、放射能で汚染されたがれきを他市に処分させるのは、完全に違法であり、即刻停止しなければなりません。この点につき、再度、ご回答いただきたい。

(4)         汚染拡大、健康被害が出た場合について

「広域処理の対象となるがれきは、放射性セシウムが不検出か、検出されたとしても、処理の過程で健康に影響を及ぼすことのない、低い濃度であることが確認されたものだけであることから、汚染の拡大や健康被害が生じる事はないものと考えております」

 このご回答は環境省答弁そのもので了承できるものではなく、「影響を及ぼすことがない」と判断される理由を、出典をお書きの上、再度ご説明ください。

 なお、福島原発事故で環境中に出た放射性セシウムが問題視されているのは、それは自然界の放射性物質と全く異なる人工放射性物質であり、人体に大きな損傷をもたらすことがわかっているからです。その影響を最も強く受けるのは幼児、胎児であり、幼児は大人の十倍、胎児は百倍、感受性が強いと言われています。一方、ごみ焼却炉は、バグフィルターではとらえられない微粒子、特にPM2.5を大量に吐き出すことで知られていますが、気化した放射性物質は微粒子にとりこまれて環境中に排出され、簡単に人体に入り込みます(サイズによっては皮膚からも吸収される)。これは、焼却炉中の有害物質の挙動としてよく知られている事実であり、放射能を含むがれきを燃せば、将来の健康被害が起きることは避けられません。

 将来の健康被害の補償も含め、宮古市が汚染物質(がれき)を域外に出すことにつき、排出者責任があるとお考えなのか、明確にご回答ください。

 最後に、

 前便でお伝えしたとおり、 私どもは貴市と本市、そして桐生市民、群馬県民が一同に集まってのシンポジウムを開催したいと考えております。6月開催は無理なようですが、なるべく早く実現させたいので、出席可能な日時等を至急お知らせください。なお、ご回答は文書にて、一週間以内にお願いいたします。以上

桐生市議会議員

庭山 由紀

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