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« 伊達市の桃をめぐって(2)伊達市JAに問い合わせてみた | トップページ | 2011.12.7 ドイツ放射線防護協会からの警告 »

2012年8月 8日 (水)

伊達市の桃をめぐって(1)わんこそば氏とのやりとり

例の福島県伊達市の桃農家・わんこそば@福島氏から、「勘違いで10ベクレルとお伝えしましたが、出荷停止は100ベクレルです。訂正をお願いします」というメールが来ました。以下のようなやり取りがありましたので、アップします。

201283

わんこそば@福島:私の勘違いで10ベクレルとお伝えしましたが、改めて確認したところ、出荷停止は100ベクレルだそうです。大変申し訳無いのですが、ブログの記事を訂正していただけないでしょうか。お手数をお掛けして大変恐縮ですが、よろしくお願いします。 

庭山:今、岡山なのですぐにはブログを直せません。帰ったら直しますね。結局100ベクレル以下のものは99ベクレルでも出回っているわけです。加えて岡山では保育園の給食に福島の桃缶を使うと言うことで抗議しているママたちもいます。結局避難先でも油断できない状況です 

加えて、福島の桃缶を保育園の給食で使うことを抗議しているママたちは、福島の子供たちを保養させようというプロジェクトを支援しています。

避難してきている人たちは決して余裕があって見知らぬ土地に避難しているわけではありません。彼らは自分の子供も含めて、私たちの希望であるちっちゃなキラキラ光るいのちを繋ぐために頑張っています。あなたはなんのために、汚染された土地で桃を作り続けるのですか?

201284

わんこそば@福島:遅くなりましたが「なぜ桃を作り続けるか」という問いに答えさせて頂きます。それは、単純に「そこに畑があるから」ですよ。馬鹿馬鹿しいように聞こえますが、至って真面目な回答です。主人にも同じ質問してみたら、「土地は動かんからねぇ」と。 

そもそも「汚染された土地で~」という質問が間違っているような気もします。それだと、わざわざ汚染された土地を選択して桃を作っているようにも聞こえます。逆ですよね。あくまで、桃を作っていたところに放射能汚染が来たのです。そのあたりをお間違えのないよう。 

あと、なぜ避難してる方の話が出てきたのかがわからないのですが。私はそういった方々を非難も否定もしません。眼に見えないものに対する恐怖は、人として当たり前の事ですから。自分や家族の将来を考えての判断としては、それも正しいのでしょう。

それから、100ベクレルの話の続き。99ベクレルというのは極端な例えですが、それぐらい高ければ、出まわることはないのではないかと予測されます。一応聞いた話をさせていただくと、30ベクレルでも出まわる可能性は、確かにあります。 ですが、ブログで記事になさっていた伊達の桃は出回っていないようです。「非流通品」と書かれていますね。ちなみに、50ベクレル以上を検出した場合、県のもっと精細な検査を受けることになるようです。 

えっと、後は‥‥。そうそう、リプがきちんと飛んでいなかったようなので、再度言います。高い値が検出された桃は、廃棄処分になります。間違っても生ゴミとして捨てたり、市場に出回ったりすることはないはずです。信用を落とす以外の何ものでもないですから。 

庭山さんが福島産を避けるのは勝手ですが、そうでない方を否定したり、福島産をあたかも危険物のように取り扱うのは、極端ではないでしょうか。たとえご自身が「安心」できなくても、「安全」を届けるための努力は認めるべきだと思います。

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コメント

こんにちわ、いつも拝見させていただいてます。
被災地の桃についてですが、最近私の住む埼玉県でも時々直接農家の方が売りにいらっしゃいます。
昨日もいらっしゃっいました。
昨日はちょうど息子(5歳)の近所のお友達が遊びに来る予定だったので息子が勘違いしてインターホンを確認せずに玄関を開けてしまったのですが、その方は息子にいきなり『お父さんかお母さんいるかね?!』と強めの口調で聞いていました。
慌てて私が玄関に出て行くと挨拶も無しに『東北の果物売りにきたんだけどもー、桃とか葡萄とか買ってくんねがな』と、かなり不躾な感じだったのですが、必要ないという事を説明して丁寧にお断りし、「失礼ですがその果物はきちんと検査を受けているものですか?」と尋ねると『あっそ!』と怒って去って行かれました。

もしかすると、「非流通品」と書かれたものでも陰で流通している可能性はあるかもしれません。
その行商の方が時々来られるのは事実ですし、そういった方が売っているのは正規に納品できないもの?と思ってしまうのは当然だと思います。
ちなみにそういった行商の方が来られるようになったのは今夏からです。
以前はありませんでした。


被災農家の方々には農水省が【移転して営農することを希望する被災農家等の支援施策】というものを講じているようです。必ずしも被災農家の方々がみなさん受けられるかどうかは分かりませんが、例えば桃農家さんなら、今までのノウハウを活かして岡山で新たに桃をつくるなりされたほうが良いのではないかと思います。
「そこに畑があるから」というのも理解しますが、極端な話、カレーを食べていて、そこにウンコが入ってしまったけれど、「そこにカレーがあるから」と食べる人はいらっしゃるでしょうか。
移住されて岡山で桃をつくられたほうが、遥かに楽に生活できるかと思います。
福島県の土壌は少なからず汚染されてしまっています。
そこで農家を続ける事は、本当に毎日が苦労の連続だと思います。
今まで住み慣れた土地から離れるというのは大変勇気が必要な事とは思いますが、移住という道もあるのではないでしょうか。

長文失礼いたしました。

福島が汚染された土地というのは、その通りです。
何故作り続けるのか?はちょっと違うと思います。国や東電が被害者の生活を保障してないからです。福島は既に昔の言い方をすれば死の灰を被ってしまった土地なのに、そのことをちゃんと考える政治家がいない。無くならない放射性物質は拡散ではなく封じ込めしかないなのに感情論で助け合いや応援を連呼。違いますね。

福島県の人が福島にとどまっているのは、そして、その中で農家を営んでいるのは、将来への安心が得られないからだと思います。
もちろん福島にとどまっている方が放射線への不安が大きいという意見もあろうと思います。また、移住して営農した方が…という意見も当然だと思いますし理屈の上では成り立つと思います。
しかし、長年住み続けてきた土地を離れ、新たな土地で生活することは、経済的な問題だけでなく、風土、気候、言葉、コミニティ、生活習慣、地域のしきたり等々…多様で大きな不安があることも事実だと思います。
そして、家族のこと、家族の仕事のこと、学校や保育園などのこと、それら全体を含めた将来設計への不安があるからだと思います。
「そこに畑があるから」という言葉をストレートに受け止めれば、様々な指摘もあるだろうと思いますが、そこに住まわざるを得ない事情、営農しなければならない事情を理解する必要があると思います。
そうした世帯が何千、何万とあるのかもしれません。
放射性物質入りの農産物を作りたくて作っている農家はありません。決して消費させまいと努力していることも見逃せません。
生産者と消費者という対立構造を作るのではなく、放射能汚染の現状からどう改善させようとするのかの議論を行うべきと思います。

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