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2012年9月 3日 (月)

今時、平成22年度産のお米って、珍しいですね。

2週間くらい前、福島へ行った。待ち合わせ時間までちょっとあったので、スーパーへ入ってみた。

野菜は、地元福島のものから群馬のものから西日本のものから、いろいろ。この辺は群馬県桐生市のスーパーと大差ない。

で、まず、ギョッとしたのが、コレ↓

201282

同じ棚に同じ値段。北海道、茨城、福島と、産地名だけが違う。加えて、この『放射性物質 検査済みシール』はこの棚のパックには貼ってあったけれど、となりの棚の肉パックには貼っていない。・・・ってことは、検査してないってことでしょうか?

そして次に、ギョギョっとしたのは、これ↓

201283

今時、平成22年度産のお米ってあるのでしょうか?お隣には、平成23年度のお米が山積みですが・・・。

そこで、桐生に帰ってからここに問い合わせてみました。

201284

すると、大変丁寧な受け答えで、『絶対に平成22年度産に間違いありません』ということでした。

福島県では、キロ当たり500ベクレルを超えたお米もあったのですが、県の指導で、キロ当たり100ベクレルを超えたお米は、すべて倉庫に区分けされて保管されているそうです。しかし、『おそらく焼却処分されるであろうその費用は、東電から出資されるのか、国から出資されるのか決まっていません』とのこと

いつまでも、倉庫に保管しておくと、なにかの勘違いで流通しちゃうかもしれません。あるいは、国際援助などと銘打って恩着せがましく海外支援物資などとしてプレゼントする可能性も否めません。

とっとと焼却処分して、その費用を東電に請求してください。

間違っても、新田みどり農協のように、人の口に入れて処分するようなことだけはしないでくださいね

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コメント

庭山さん。ツイッター、いつも拝見せていただいています。

廃棄処分のおコメ、燃やしても大丈夫ですか?
基準値超えということはがれきより汚染がきついということでしょう?
市場に回るよりずっと良いですがTT

いや、とはいえ静岡でも昨年の高い汚染の静岡茶はこっそり焼却処分されたそうです。

本当はがれきと一緒に堤防にするか、乾式ドラム缶保存にしてほしいですね。

そういえば、東久方の生協の肉にも「放射能検査済み」のシールが
一部はられていました。22年度のお米????
私はスーパーでなく、いわゆる「米屋」で昨年10月に福島県産の売れ残りの
22年度産を発見しました。ビニール袋でなくて玄米状態でした。
30キロ、即買い付けて食べていました。春に終ってしまったので、西日本に切り替えました。
主食は吟味しないと、こわいですよね。
昨年の福島産のコメはサイゼリアとか外食産業や米菓業界のせんべいになったとか聞きましたが
真相は????「切りもち」とか3分でできる「ご飯」とか、なんとなく食べてません。

(福島県南相馬市小高区金谷の土壌からは557万ベクレル/kg)チェルノブイリなどで基準とされたベクレル/㎡単位に換算すると約3億5,000万ベクレル/㎡になる。チェルノブイリ原発事故時の強制移住は148万ベクレル/㎡。その240倍の濃度・・・・・

このようなブログが発信される元になった同郷内の方に、自宅周辺の地表面線量も計測してもらいました。通称ホットスポットなる箇所ですが、71μsv/hと際立って高い数値が続いています。

空間線量と言うことに惑わされ、田畑がそうであるように地面の放射性物質(セシウム)に対する知見の甘さが見られるようです。

避難区域が複雑に設定された南相馬市は、小高区が3っに再編、その後の対応に進展が見られません。いち早く政府の方針に従った市にはもちろん、国に対しても当事者である東電以上に憤りを感じています。それは、昨年の地域線量測定の中断を始め、田畑のセシウム濃度に付いて資料となるものは何ひとつ無いのが現状であり、政府・市からの流れに沿った偏った再編が行われ、更に安心安全が先行され帰還ありきの政治指導になっているからです。

隠せるものは隠し、数字は極力過小評価していく姿勢には、これからの賠償を含めて私に限らず避難者からの抵抗が予想されます。

伝来の田畑を失ったことは非常に残念でありますが、しかし、今の現状で未来を託す子供たちには地産地消と言う言葉は使いたくありませんし、他県にもこのことを主張したい。

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