国民の命を守ろうとする国会議員はひとりもいないことを証明した支援法
私はこの支援法を読んで、2日ほど、落ち込んだ。
私がこの支援法に大きく落胆したのは、この支援法は子どもと被災者のみならず、国民の安全と健康を守る気なんてさらっさらなく、低線量被爆の実態は世界的にもデータがないからその調査が必要だと。「カネやるから、そんなに不安がるなよ。特に胎児と子どもは放射線の影響を受けやすいようだから、国際機関協力のもとに、医療も提供するし重点的に調査してやるよ」。そういう意図が読み取れる。
せめて自分の子どもだけでも守りたいって必死に避難してきたママたちだけど、避難継続にかかる諸経費がかなり負担になっているとこころに目をつけて、「汚染地に住もうと避難しようと自由にしなよ。自己責任ってことでさ(つまり、政府は責任取らないってこと)。生活不安定ならカネやるからさ、そんなに不安がるなよ。」って足元見ているところ。
ふざけんなよっ
・・・と、殴りかかってやりたい。
もし、国民の命と健康を守る気があるなら、放射能汚染されたガレキ広域処理を合法とする特措法を見直さなくちゃいけないし、「食べて応援」ではなくて食品の安全基準を厳しくしなくちゃいけないし、肥料や飼料の規制もしなくちゃいけない。とにかく放射性物質の拡散を止め、一箇所に集中隔離しなくちゃいけない。なのに、そういうことを、ぜーんぶすっ飛ばして「カネやるから・・・」って。なめんなよ
この支援法には、国会議員全員が賛成した。この前選挙があって少し入れ替わったみたいだけど、前の選挙でいたヤツラに加えて、先の選挙で当選したのもそれに賛同して各党から援助もらって当選したんだから、全員同罪!
昨日流れてきたツイートによると、昨日院内集会があって川田龍平ギインが、「68人(?)の国会議員がこの支援法に賛同しています。基本方針ができるための後押しをしましょう。」なんて言ってるみたいだけど、人気取りもえーかげんにせーよー!このスカポンタン!
国会議員ども!あなた方がまず手をつけるべきは、汚染地域の子どもの即刻避難と放射性物質の拡散阻止。
3.11の爆発による「被災地」とか「被災者」を定義つけようとしているけれど、事故からもうすぐ2年。今まであなた方がやってきたのは、被曝の二次被害者を作り出すことだった。あなた方のおかげで日本国中汚染地で被災地じゃ!あほんだら!!
緊急に子どもの権利を保障しなさい!緊急に、大至急にだ。放射性物質の拡散を即刻止め、汚染地から子どもを避難させなさい。緊急措置として、母子避難者には母子世帯と同じ保証をしなさい。一文加えればなんとかなることでしょ。そのくらいのこともできないようならもう、ほんっと、あんたたちひとりも、いらないから。
・・・と今でも怒り収まらず
明日は、もう少し冷静に支援法を分析したいと思います
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