奇形を生む毒物もそこかしこに飛び散っているって文科省が教えてくれた
避難を決めたのはいくつも理由があるけれど、避難の原動力となったひとつの資料を再度アップしておこう。
それは、去年9月12日に文部科学省が出したこの資料だ。
【文部科学省による、①ガンマ線放出各種の分析結果、及び②ストロンチウム89,90の分析結果(第2時分布状況調査)について】
特にその中にあったこれ↓
*ストロンチウムの飛散マップをアップしたいのに、なぜかアップできず。何かの呪いか?もう少し頑張ってみますが、アップしようとして出来ないでいるのは、先の資料の19ページです。
ストロンチウム90は、妊娠可能な年齢の女性がストロンチウム90を体内に取り込んでしまうと、免疫系に障害を受け、後に生まれてくる子供たちに奇形が増える一番危険だと肥田舜太郎医師も言っている物質です。
骨に沈着して最も排出されにくいストロンチウム90に関する恐ろしい逸話があります。
1943年、原爆製造中のマンハッタン計画の中で、中心的な科学者のエリンコ・フェルミが主任のオッペンハイマーに「ヒットラーに原爆製造を思いとどまらせるには放射性物質をドイツの小麦畑に巻くのが効果的だ」と話したとき、オッペンハイマーが「それには骨に沈着して離れにくいストロンチウム90が一番よい。ただし、50万人を殺せる確信ができるまではやめたほうがいい」と言ったそうです(参考:『内部被曝の驚異』肥田舜太郎・鎌仲ひとみ著 ちくま新書)
「そういう毒物が福島を中心に東北関東に飛び散ってます」「ほら、あなたの過ごその脇にありますよ、見えないけどね」って文部科学省はデータを公表してくれました。
ありがとう
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