日本では放射能の危険が徹底的に隠蔽される
【放射能メモ】http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-1167.htmlにこんな記事があったのでご紹介。
“ドイツ・ビューティックハイマー新聞「日本では放射能の危険が徹底的に隠蔽される”
(以下、サマリー。全訳文は上記【放射能メモ】を参照してください)
2011年3月11日に起こった三重の災害、つまり地震と津波と原発最大過酷事故のうち、日本では地震と津波の二つのみについてが今でも語られる。
アライトモコさんは福島原発事故の被害、日本政府の隠蔽政策、国際原発ロビーによるWHOの操作などについて自由に話をした。「1959年に締結された協定のためにWHOは放射線に関する研究を、原発ロビーによる許可なしに行うことが出来ないのです」と言う。 日本では昔から放射能の危険は隠蔽されてきたと語った。しかし1945年広島への原爆投下後すぐに日本の医者は、放射能被害についての詳細を記録することを禁じられたのだ。その後、新聞社とTV局を所持するメディア王、正力松太郎によって、原子力の平和利用を謳う一大キャンペーンさえ行われることになる。このようにして放射能が人間に死をもたらす危険を持つことは、日本では今日にいたるまであまり知られないままでいる。 汚染地帯では地面の表土が削り取られ、現地に積み上げたままプラスチックのシートを被せて放置している。道路や家々は高圧洗浄をされる。「住民を安心させ、帰還できると信じさせることだけが目的です」とアライさんは言う。事故から2年しか経っていないのに日本政府は避難区域に住民を帰還させようというキャンペーンを開始しているのだ。しかも若い家族の帰還が特に推奨される。アライさんが特に異常だと憤慨するのは“食べて応援“と言う名のキャンペーンだ。被災地の復興を応援するために福島産の牛乳や肉が日本全国で販売されている。「学校の給食でも福島産の食品がわざわざ使用されています」と保護者に配布された公式の文書を見せて説明した。 日本人が全員おとなしくこうした政策を受け入れているわけではない。東京では原発の再稼動に反対して何十万人の人々がデモを行った。さらには放射能汚染した瓦礫を全国に運び、汚染を免れている地方でも焼却することにに対して、多くの住民が反対をしている。日本政府はデモ参加者を逮捕すると言うやり方でそれに対抗している。しかし日本ではそのことについてほとんど報道されない。 医学博ヨルク・シュミットさんは、福島原発事故後、甲状腺癌、白血病、心筋梗塞が急増すると予想している。「チェルノブイリで既にわかっていることです」。そして日本政府が安定用素材の配布を怠ったことは信じられないと語る。
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